せこくかしこく

人生は金じゃないと自分に言い聞かせるため、幸せに生きるためのブログ

ナンパをする前に絶対に必要な知識

 

 

こんにちモツコリです。今日も僕のたわごとに付き合ってください。


さてさて、ナンパの話の続きに移ります。

 

目次

■ナンパの成功体験が与えた衝撃


前回の記事 では 僕がナンパについて調べ、
ナンパブログを見つけたというお話をしました。

motukori.hatenablog.com

ナンパなんてできない。
声掛けれないでしょ。
人見知りだし、、、。

 

こんな心のブレーキが吹っ飛ぶくらい、
検索結果はすごいものでした。


ナンパブログを見ていると、
自分の血がゾクゾクしたのです。

こいつら、モテモテじゃねーか。


だれかが言ってたんですが、
”男も女もゴマンといるけど、
 実際には少数の男が大量の女と遊んでるんだよ”

この言葉です。
この言葉がぴったりあてはまるのが、
ナンパに挑んで勝利を手に入れた人たちです。

本当にモテてこなかったけど、
ナンパを始めて僕の人生が変わった

みたいなこといってるナンパ師がたくさにるんですもの

■イメトレの日々


僕は影響受けやすかったので、
そのうち、街を歩くたびに、
すれ違う女の子に声をかけるイメトレに励むよになりました。

うわ、かわいい子歩いてきた、
でも忙しそう、、、
こわい、、
むりだ。。。
てか、なんて話しかけんだよ。。。

僕のイメトレは毎回失敗に終わります。

 

ナンパ師たちは平気で毎日のように実績を報告してやがるのに、
僕はイメトレですらうまくいきません。


そんな日々を過ごしていくウチに
やっぱりナンパの世界に足を踏み入れるのはむりなんじゃないか。。。
そんな風に思い始めました。

■ナンパから逃げようとする自分


僕は、怖いことから逃げようとする自分が嫌いでした。

小さいころ、家族でお祭りに行った時のことです。
獅子舞がパフォーマンスをしてるとのことで、
家族とイトコとそれを見に行ってました。

すると母から、
「獅子舞にあたまをパクって咥えてもらったら、
 頭よくなるよ!いってきなさい!」

といわれ、
イトコといっしょに獅子舞がの目の前まで走っていきました。
(僕の地元だけの文化かもしれません。)

しかし、小さいころの僕には、
その獅子舞がとても怖く、頭を咥えてもらうことなど、
ビビってできませんでした。

イトコは勇気があるやつだったので、
あたまをパクっとしてもらって、
みんなに褒められてました。

それを横目に僕はただただ何も出来ず、
こわいこわい、でも咥えてもらいたい、、、、的な。
イトコたちからも、

だっせー!弱虫!
俺は頭よくなったもんねー!

とあおられても、どうすることも出来ませんでした。

そんな心理状態で、
優柔不断になりながら、かなり長い時間迷ってました。

 

ようやく決意して、
よし、もうどんなことがあってもビビらねえ!
と自分を奮い立たせ、
「お母さん!やっぱりおれも咥えてもらう!獅子舞どこ?」

といったころには、
もう獅子舞のパフォーマンスは終わっておりました。

「あんたがタラタラしてるから終わっちゃったよ。
 あーあ、なっさけなーい」

母は僕をからかいました。
悔しくて悔しくて、
すごく落ち込んだのを覚えています。

 

この時から、僕は、

チャンスは待ってくれない

ということを学びました。

やりたいけど、びびってやらない
ということがどれだけもったいないことかを学びました。

そんな幼少期の記憶が、
ナンパからも逃げようとする自分にカツを入れたのです。


”俺はまた逃げるのか?一生このままか?”

”女の子に声をかけるだけじゃねえかよ、
 何ビビってんだよ。”

”別に死ぬわけじゃないだろ”


そんな風に自問自答をしました。
そして僕は自分にルールを定めました。

 

たかがナンパ
されどナンパ

 

なにも行動に移せない人間にはなりたくない

そんな思いが強かったんだと思います。

 

■ナンパ実行のためのルール


①今日から2週間以内に、絶対ナンパを実行すること
②酒はのまず絶対素面(しらふ)でやること
③友人などと一緒に実行しないこと
④道端の女の子に声をかけること
⑤1対1で声をかけること

 

こんなかんじです。

とりあえず、時間の制約というルールを決め、


この期間内に一人にも声かけれなければ、
ナンパの世界に足を踏み入れることをやめる。
二度とナンパをしてみようかなんて考えを持たない。
と自分を縛りました。

2週間も時間があって、
何もできないやつは、
一生できない。やらない方がいい。
てかそんなやつ、これからも何もできねーよ。
ださすぎ。

と 

自分に言い聞かせたのです。

なんでこんなルールを設けたかというと、

当時、ほとんどのナンパブログに書いてあったのが、

最初の一声かけはめちゃくちゃ勇気がいるけど、
一声かけさえできれば、世界が変わる。
ポンポン声をかけれるようになる。

というものでした。

死ぬほど怖いのは、
最初一声かけだけなのです。

一声かけで、
圧倒的な成長ができるのです。

僕はその言葉を信じ、
どうにか一声かけできるよう、
最初の一歩を踏み出せるよう、
絶対それを実行できるよう
自分にルールを定めたのでした。


■ナンパ環境


これもブログで読んだのですが、
ナンパがしやすい環境は、
一般的に、夜、用事がすんで、
女のこのスケジュールが開く時間帯

かつ、ナンパする側にとっても、
夜は暗くて恥ずかしさが半減する

友達ともサヨナラをして、
一人であるいている女の子が多いとのことでした。


当時僕は、居酒屋でバイトをしており、
自分の家は田舎で人通りがすくないけれど、
バイト先は都会の方にありました。
いつもチャリンコで40分かけて通っていました。

バイトが終わるのは夜の10時ころ。
都会には、仕事や遊び帰りの女の子が街で溢れています。
圧倒的に声かけやすいターゲットが多い時間帯です。
絶好のチャンスなのです。

僕にとって、
バイト帰りの家までの40分間は、
戦場に見えました

バイトはほぼ毎日あったので、
イムリミットは2週間=14日間=14出勤

 

つまり、帰りの40分の道のりを通うのは、
14回しかありません。

僕はその14回の帰り道の間で、
たった1回声をかければ、
晴れてナンパデビューができるのです。


たぶん、、、、大丈夫だろう、、、、
14回もあるんだから、、、、

そう思って僕はナンパ実行を決意し、
バイト先に向かいました。

■いざ実践。


バイト先につき、
いつものように口うるさい店長に怒られながら、
お客さんの注文を聞き、
飲み物をひっくり返しては、つまみ食いをし、
その日もバイトが終わりました。

 

バイト中はストレスがすごいたまるのですが、
その日は、帰りみちにナンパをするということで頭がいっぱいで、
緊張しまくっており、店長の小言など耳に入ってきませんでした。

もう心臓ばっくばくで、バイトしてたのを覚えてます。

さて、バイトから解放され、
やっと本命の帰り道です。

やる!やってやる!
女の子が歩いてるのを見かけたら、
絶対声をかけるんだ!

そんな気持ちで、
震える足でチャリンコを漕ぎ始めました。


さっそく、漕ぎ始めてすぐに、
携帯をいじりながら歩いてる女の子を発見。

 

「うわ、もういんのかよ、うそ、はやいよ、、、
 まって、まだむり、てか緊張する、、、、やばい無理無理、、、」

そのまま女の子の横を通り過ぎて、
心の中で、
「すみませーん、なにしてるんですか?」と声をかけたつもりで、

その場から逃げてしまいました。
クソだせえ。

 

 

その時の僕のこころの中はこんな感じです。

なにやってんだよ!
声かけんじゃねーのかよ?
いやいやむりだろ!いきなりすぎるし、どうやって声かけんだよ!
もしかしたら忙しいかもしんないじゃん!無理だって!
だから成長しねーんだよ
緊張するのわかってて、それでもやるって決めたじゃねーか
いや、うるせーよ黙れよ俺


そんな調子で、自分自身の葛藤がすごいことになってました。

しかしそんなのはお構いなしに、
また2~3分すると、ベつの女の子が歩いてました。
イヤホンを付けてました。

イヤホン付けてんじゃん、、、、
声かけても聞こえなくね?

また言い訳をし、
女の子の横をチャリンコで通りすぎ、
顔だけチェックして逃げました

かわいい、、、でも無理だ緊張する、、、、


僕はどこでもチャリンコで走り回る少年でした。
どんな遠い距離も、基本チャリンコ移動してました。
40分の距離なんて、僕にとっては全然短い距離でした。

ところが。

その日はいつもの帰り道が、
全く違う世界に見えました。

本気で声をかけなきゃ、ダメ

というルールの上で見るいつもの景色は、
イメトレなんぞをしていた時とは、
くらべものにならないほど、
プレッシャーで溢れてました。


■惨敗


結局1日目は惨敗

本気で声をかけるんだ

とおもっていた僕は、

あれ?
てかどうやって声かけるんだっけ?

結局最初の一言目って、
なんていうの?

すみませーん でいいの?
そのあとは?
かわいいですねぇ とかいうの?
むりむり。

え?もうそこからわかんないんだけど

という状態になっていました。

いざ話しかけようと試みると、

何をどうやって、どこから話しかけんだよ、
うしろから?不審者っぽくね?
まえから?めっちゃ勇気いるじゃん。。。。

 

結局訳も分からないまま、
帰り道は終わってしまい、
自分の家についてしまいました。。

1日目に惨敗した僕は、
再度ナンパをする具体的な声掛け方法をしらべることにしました。


■ナンパの仕方

 

具体的に、どんな内容を話しかければいいのか。
いろんなスタイルがありすぎて、訳が分からなくなりました。
結局王道の、
“すみませーん。いまなにしてるんですか?”
にしました。

ブログに書いてあったのは、
初心者は初心者らしく、内容よりも
声掛けの数を積んで、そこから自分のスタイルを作りだせとのことでした

 

まずは声をかけてナンパデビューをすることが大事のようで、
最初から型にはめすぎても、自然な会話にならず、
パニックになってよくわかんなくなるから
ってことのようです。

また、前から声かけるのは、
慣れてこないと無理なようで、
とりあえず斜め後ろから、2歩くらい距離を空けて声をかけるのがいいらしく
まぁそりゃそうだよな。というようなちょっと考えれば分かりそうなことが書いてました。

結局、あんまり調べた意味ね―じゃんと思いながら、
とにかく、すみませーん、今何してるんですか?という武器を手に入れたぼくは、
2日目、3日目と、再度バイト帰りの戦場に飛び出したのです。


■何もかわらない。

 

13日が経ちました。

何も進歩がありません。
最初の4日くらいは、

今日こそは!
話しかけるだけだ!
絶対やってやる!

という気持ちで、
頑張ってみましたが、
結局声を変えられず、女の子の横を通り過ぎて、
家についてしまうということを繰り返していた僕は、
もう失敗するイメージが完全に定着してしまい、
5日目以降は”勇気を出す”という機能が完全にはたらかなくなっていました。
もう廃人のように、

今日もどうせむりだ、、、
女の子はいるけど、やっぱりいつものようにビビってしまう

そんな失敗のイメージに取りつかれ、
13日が経過してしまったのです。

本当にただただ不審者でした。

 


女の子の周りをチャリンコでウロチョロしながら、
すぐ逃げる。
パッと男らしく声かけりゃすむのに、
全然陰湿でした。

これなら出会い系やったほうがマシかも

何度思ったことか。。。

 

ぷぷぷ

 

とりあえず長くなりましたが、
2回目はこの辺で!

次回の記事では、
はじめて声掛けできた時のお話をしますね。

 

ナンパ記事はまだまだ続きます。
僕がナンパできるようになるまで、
どれだけビビっていたか、事細かに書いてみました。

話なげーよ
って思った方、すいません。

できるだけ感情移入してほしいので。


自分を奮い立たせたときの気持ちとかは、
今後の人生でも必要なエネルギーなので、
皆さんもナンパに関わらず、
いろんな場面で使える考え方だと思います。

ぜひ、怖いからという理由で逃げず、
立ち向かうことをお勧めします!

 

以上。
ありがとうございました~