せこくかしこく

人生は金じゃないと自分に言い聞かせるため、幸せに生きるためのブログ

電通の自殺のニュースをみて、僕もまじめぶりたい。

やぁやぁ

ブログをゆっくり書けそうだし、
今日は初めてまじめなテーマで書くことにする。

■自殺がめちゃくちゃ取り上げられてる。

最近の電通がニュースですごい。
過剰請求と自殺問題が一気にメディアにとりあげられてる。。


特に自殺がえぐいし、話題になっていて、
いろんな人の意見をブログで読んだ。


まじめなことを書いてると大人っぽいし、
社会のこと考えてる感もあって、
やっぱりそれらのブログはいい感じに人気だ。

kurashi-no-blog.hatenablog.jp


僕は結論から言うと、
死ぬのはもったいないと思う。
いつでも死ねるし、
超簡単じゃんって思う。

それより、もうちょい生きてみて、
別の世界を見てみようとか、
新しい行動に踏み切る勇気をだしてみたり、
できねーんかなと思う。


うつ病の人はそうゆう思考ができないのも知ってるけど、
それでも死ぬのはもったいない。
ブっ叩いてでもそいつの目を覚まさせたい。

まぁ、きれいごとだよな。

絶対ぶったく勇気ねぇわ。


悲しいことだが、
うつ病は連鎖することが多い。
うつ病になった人の発言を毎日聞かされると、
家族までうつ病なったりもする。

自殺なんてされた時には、
それが家族に与える心理的ストレスはハンパじゃない


■僕の自殺にまつわる経験

「自殺」の画像検索結果


僕はというと、
高校生の時、
親父が自殺をしている。

練炭自殺ってやつで、
自分ちの駐車場の車の中で、
煙をたくさん吸って泡を吹いていやがった


親父はうつ病を3年間発症し、
とうとう自殺

当時緊急病院に搬送されたころは、
生き残る可能性が1%もなかった

一酸化炭素中毒ってやつで、
確か致死量の2~3倍くらい脳に一酸化炭素がたまってたとか。

当時うつ病というものに理解がない僕は、
不機嫌でネガティブな親父が嫌いで嫌いでしょうがなかった。
死ね といったこともあるし、
殺したい と本気で思ってたこともあるはずだ。

でもこの時は、
頑固で、なんだかんだ気合が入っていた親父が、
あまりにボロボロで号泣してしまったのを覚えてる。

どんなことがあっても、
どんな形でもいいから死ぬな

と何度もICUで叫んでいた記憶がある。


■親父は自殺の天才。


結果、生きることが不可能と言われていた親父は、
超重度の記憶障害が残ったが、
今ではピンピンしており、
犬の散歩も一人で行けるようになった。

10分前に話してたことを忘れたり、
自分が犬の散歩にいったか、
飯をくったか、
寝たかすら覚えていない。
でも彼はうつ病の時より確実に元気だ。

悩んだことも、
悲しいことも、
すべて忘れれるのは、
神様がうつ病の親父を都合良い感じに直してくれた
としか思えない。

そう。親父は都合の悪い自分だけ殺すことに成功したのだ。

天才的な自殺。

『自殺者の中ではなかなか幸運かもしれない。』

本人もそう言っていた。


神は信じないし何の信仰もないけど、
この奇跡の連発には、北海道の超有名な医者にも驚かれた。
それほどに出来た話だということだ。

そんな親父ともう7年以上一緒にいる母親もまた神様かもしれない。

夜中に起こされて、俺飯食ったっけ?とか聞かれる生活を、
母親はもう3,000日くらい過ごしてる。

毎年実家に帰る度に、

親父の記憶可能な時間が伸びているのがわかる。
去年戻ったときは、最高で記憶してられる時間30分くらいになってた。


親父には何を言っても忘れるから、
逆に前よりいろんな話や、
母親に話さないような秘密の話もできる仲になった。

話をしている最中のその瞬間その瞬間は、
普通に正常な50年の人生経験をもった父親であるため、
いい感じのアドバイスがもらえたりもする。


そんな、幸運な自殺者から聞ける話は、
とても興味深い。

何でうつになったか。
どんな気持ちだったか。
なんで練炭にしたのか。
なんで家族を残してでも死にたかったのか。
なにがそんなに不満だったのか。

結構普通に笑って話せる僕と親父は中々頭がおかしいかもしれない。


■敏感でびんびん


そんな、昔の親父を殺し
新しい親父となって生まれ変わった日から7年近く、
僕は自殺やうつ病の類のニュースには敏感になった。

大学の卒論も、
うつ病にまつわる内容だったし、
僕の人生はうつ病と関わりが深いかもしれない。

うつ病は脳の細胞の働きや、神経の動きで発症するため、
うつ病になりやすい脳というのもある。
つまり親父の脳みそを引き継いでる僕は、比較的うつ病になりやすい。
うつ病は遺伝するのだ。


そんな僕にとって、
社会人生活はとても不安だったし、
うつ病になったらどおおおおしよおおおおおおおおおお
と不安で不安でおっぱいだった。

だが、たまたま新卒入社で入れた今の会社は、
とても人がよく、働きやすい

もちろん悩むことも多いし、
自信を無くすこともある。

でも何とか食いつないでるうちに、
最近仕事も楽しくなってきてる
昨日の記事で書いたとおりだ。

motukori.hatenablog.com




そんな僕にとって、
今回の電通の自殺問題はとても懐かしく、新鮮だった。

死んだ人はとってもかわいそうだと思うし、
僕にもいつかそんな時が来るかもしれないと、やはり今も不安だ。


でもまだ社会に出てもいない就活生はもっと不安かもしれない。


だれにでもうつ病になるとか言われたら、
不安で不安で社会人になるのも怖い。

ブラックだったらどうしようとか、
ベンチャーはやっぱつらいんだろうなとか、
マイナスの考えが大きい。

そんな就活生がもしこのブログを読んでくれていたら、
今日はアドバイしたい。
すごく上から先輩ぶって、アドバイをしたい。

女の子だったらぜひ惚れてほしい

それくらいアドバイス感のあるアドバイをしたい。


■とりあえず僕の就活の話から始めさせてほしい。


就活時代を振り返って思うのは、
僕は初めてナンパした時と同じくらい勇気を振り絞って就活していた。

motukori.hatenablog.com



就職ってのは、自分の人生が大きく変わる
とっても大事な分岐点になる。


『仕事内容はどうでもいいです。何でもやります。
 面白い人・楽しい人が多い会社で働きたいです。』


そんなことを就活をしていた頃、よく言っていた気がする。


絶対人生を棒に振りたくない。
だが、具体的にしたいことは何もない。

仕事なんて何やってもどうせ楽しくないだろうし、
ナンパをしてきた経験を生かして、
とりあえず営業ができれば何でもいい

あとは、

一緒に働く人がどれだけ楽しそうな人か。

これだけだった。


僕の就活の軸は、

面白い人、楽しい人がたくさんいそうな会社

というものだった。


すごくシンプル。
すごく明確。

どこでもいいけど、
なんとなく独断と偏見で、一番楽しそうなところを選ぶ


■就活生が悩む、大学時代のエピソード


僕はナンパの話をした。

一番頑張ったことも、
一番つらかったことも、
一番楽しかったことも。


ぜーんぶナンパの話
これで内定くれる会社に出会うまで、

就活をし続けようと思った。


僕はこういう人間ですと最大限表せるのが、
ナンパの話だったからだ。

様々な感情の波や、
それを乗り越えて成功したときの達成感など、
営業の本質に近いし、イケるという確信があった。


僕のナンパに対する考えは、
他人が考えるそれとは異次元なほどに
エネルギーを放っているから、
これがエピソードして武器になると考えたのだ。

結果は今振り返れば本当に大成功だった。
今の会社を転職する気は全く起こらないし、
最高のベンチャー企業に入れた。


まぁ気持ちはいつ変わるかわからないが、

とにかく今は楽しくやっている方だ。


■自殺をしないために大事なこと。


そんな僕が考える、
生涯自殺をしないための就活の注意点は、

勇気を出すのを忘れないこと。

これがめっちゃ難しい

これに対して、自殺はめっちゃくちゃ簡単
いつでもどこでも一人でもできちゃう。
目を閉じて電車に飛び込めばいいし、
高いところから落ちるだけ。
終わりが見えるし、すごくシンプルだ。


さっきも言ったが、
就職は人生の分岐点

今からあなたは勇気を出していろんな会社を受けて、
勇気をだして自分のエピソードを話し、
勇気をだして最終面接に足を運び、
勇気をだして最後の戦いをやり切るのだ。


結構勇気が必要だ。


でもここら辺は誰にでもできる。
それは結構簡単。

なぜなら、
何かの分岐点に立たされた時に、
勇気を振り絞ることは簡単だから。

あたりまえじゃん。

これから何かしなきゃならない瞬間が来てるのだもの。

それよりも、入社してから勇気を出す方が難しい。


続ける勇気。

これが絶対大事。


仕事は辛いに決まってるんだから、
理不尽に決まってるんだから、
だから勇気をもって毎日朝を迎えなきゃならない。

会社に行くのがだるくても、つらくても、怖くても、
がんばって続ける勇気を持たなければならない。

ここで崩れる人が多い。
うつ病になりやすい。

うつ病の原因としてイメージしやすい、
典型的なパターン

慣れてくると勇気を出すという概念がなくなる
緊張感がなくなったとき、人間は勇気を出しにくくなる

考え方も固まってしまう。
働かなくなった脳みそは、生きる活力を失う

うつ病のきっかけは、心が緊張しなくなった時であると考える。

安定してる心は何かをきっかけに傷つきやすい
何かをきっかけに、一気に崩れやすい

勇気を振り絞ってる瞬間の、
ナンパしてる瞬間のあの僕は、1%もうつになる気がしないが、

何もせず、土日の昼間にぼけーっとしてるときの僕は、
1%くらいはうつ病になる可能性を持っている気がする。


勇気を振り絞って頑張ってるあのドキドキの瞬間が多ければ多いほど、
人はイキイキするし、絶対に生きる上で大切。

 

 


続ける勇気はとっても大切であることが、
少しは分かってくれただろうか。

 


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■そして、もういっこ大事なこと

僕の親父ができなかったのは、

あきらめる勇気。

続ける勇気をうまく使いこなし、
なんとかなんとかやりくりしてきた人ほど、
一番出すのが難しい勇気かもしれない。

親父はこの壁を超えることができずにうつ病を発症したといっていた。

電通の女の子も、
続けることが大事という観点しかなかったために、
自殺をする羽目になった。

本当にでっかい壁を前にしたときにあきらめれる勇気は自分にあるだろうか?


今までいろんな壁を乗り越えてきた自分に、
どんどんでかい壁を乗り越えれるようになってきた自分に、
いきなり壁を乗り越えるのをあきらめれる勇気があるだろうか。。。。


成功体験があきらめる勇気を出すことを邪魔してしまい、
あきらめようとする自分を呪いだしてしまう

30代後半から40代にかけて男性のうつ病が多いのは、
ちょうどこの壁に打ちひしがれるからだろうと思う。

僕の親父がまさにそれだったからだ。


20代にいろんなことをあきらめてると、
自殺にはつながらないかもしれない。
就活もしないかもしれない。
僕の考える 人生 とは別の生き方になるかもしれない。


でも就活して、就職して、社会人になるってことは、
勇気の出し合いのレースに参加することを意味する。

決して自分のペースっていうのは存在しない。
しかも下手すりゃとっても孤独に感じるレースだ。

そりゃもう寂しい寂しい。

一人えっち後の虚無感
何倍にも膨れ上がったものを想像してほしい。

ゴールが近づけば近づくほど、もう走れない状態になってしまったときに、
自分を嫌いになるだろう。


しかし生きるためには、レースから降りる選択が大事ということも忘れない方がいい。

今就活中のあなたは、ぜひ就活中に出せた勇気
社会人になっても出し続けることを忘れないでほしい。


モツコリからのアドバイスなのである。




以上。


惚れた?



惚れてほしくて書いた。



さてさて、
明日自殺でもしよーかな


親父、教えてくれ!






冗談冗談

お休み。


また明日。

 

 

すみませんでした。