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クレジットカードで確実に貯める ポイント術

ポイントを選ぶ時代が本格的に始まる

ポイント業界はいま、過去にないほど活性化している。
  ・2015年12月にNTTドコモの「dポイント」がスタート。
  ・2016年2月にはPointとリクルートポイントの統合が完了。
  ・春にはJR東日本グループのポイントを統合する「JREポイント」が開始。
  ・2016年4月6日には三越伊勢丹の優待制度が「エムアイポイント」にリニューアルされた。
dポイントのスタートにともない、ローソンではPointとdポイントのどちらを貯める/使うか選べるようになった。
これまでも一部企業ではポイントプログラムを選べたが、4月には東京電力でもTポイントかPontaを選べるようになった。
         ↓
これからは本格的に“ポイントを選ぶ”時代になりそう。
「Tポイント」「Ponta」「楽天スーパーポイント」の3社は、それぞれ有効期限が最終利用日または最終獲得日から1年なので、実質無期限。
「dポイント」も有効期限は4年と長く、Pointと相互交換ができるため、そう簡単に失効することはない。
百貨店や家電量販店では、自社のポイントと共通ポイントを選べるケースが増えているが、そう簡単に失効する事はない。
選択が必要な場合は、使い道で選ぶのが良い。


基本は利用機会が多いポイントを選ぶべきだが、
 ・Tポイントと楽天スーパーポイントANAのマイルに交換でき、
PontaとdポイントはJALのマイルに交換できる(dポイントはドコモ回線契約者のみ)。
マイルとして使うことを考えるなら、利用したい航空会社で優先順位を決めておくと良い。

 

共通ポイントの基礎知識

 ○貯めた店と使う店が違ってもOK
 提携社ではネット/リアル問わず、そこでも貯める/使うことが可能(貯めるのみの場合もある)。
 ただし、利用先や利用期限が限定されたポイントが貯まることもある。
○4大共通ポイントはすべて 1P=1円相当
 4社はいずれも原則1P=1円相当で使えるが、他社ポイントへの交換やキャンペーンでは、価値が上下することもある。
 また、店によって最低利用数が決まっている場合もある。

 

ポイントを上手に貯める・使うテクニック

 ○端数をポイントで払えばムダなくポイントが貯まる
 例えば、1決済で100円につき1Pが貯まるクレジットカードで199円の買物をする場合、99円分はポイント付与の対象外になる。
 こうした端数はポイントで払うと効率的。
○クレジット・電子マネー払いができない店でポイント払い
 ポイントはできるだけクレジットカードや電子マネー払いができない店で使うと良い。
 ポイントで払うとクレジットや電子マネー利用分のポイントが貯まる機会を逃すことになる。
おサイフケータイを使えば、カードなしでポイントを利用できる
 TSUTAYAとカメラのキタムラは「モバイルTカード」
 ローソンは「ローソンモバイルPonta
を使えばカード不要。
 Ponta楽天スーパーポイントはアプリでバーコード表示できる。

 

共通ポイントNEWS 

○ローソンでdポイントのサービス開始
 これまでPontaの提携先だったローソンで、
 2015年12月よりdポイントも貯まる/使うことができるようになった。
 サービス内容はどちらも同じで、dポイントでも「お試し引換券」への交換などが可能。 
 但し、ローソンストア100ではdポイントは利用できない。
○ファミマとサークルK・サンクスが統合
 ファミリーマートとユニーグループの統合にともない、
 傘下のサークルK・サンクスは今後3年程度かけてファミリーマートに一本化される予定。
 現在、ファミリーマートではTポイント、サークルK・サンクスでは楽天スーパーポイントを利用出来るが、
 動向を注視する必要がある。
JR東日本グループに共通ポイント誕生

 これまでJR東日本グループでは、サービスごとに異なるポイントが貯まっていたが、
 2016年2月からアトレなどの駅ビル皮切りに「JREポイント」に共通化。
 将来的にはSuicaポイントやビューサンクスポイントも加わる予定で、ポイントの利便性が大きく向上しそう。
○電力各社が共通ポイントを導入
 4月の電力自由化に伴い、共通ポイントを導入する電力会社が続出。
 東京電力ではTポイントかPontaを選ぶことができ、関西電力東北電力も自社のポイントを共通ポイントに交換可能に。
 東京ガスは4社の共通ポイントすべてに交換できるようになった(サービス開始は順次)。
○出光と昭和シェルが合併
 ガソリンスタンドの出光興産と昭和シェル石油は、2016年度下半期に経営統合予定。
 当面は両方の看板が残るが、新ブランドの立ち上げも積極的に検討されるとのこと。
 現在、出光では楽天スーパーポイント、昭和シェルではPontaが利用できるが、
 ポイント制度にも動きがありそう。

三越伊勢丹のポイントがリニューアル
 三越伊勢丹グループ百貨店の優待制度は、2016年4月6日より「エムアイポイント」にリニューアル。
 貯まったポイントは、1P=1円単位で三越伊勢丹グループ百貨店での買物にすぐ使えるようになる他、
 JALANAの各マイルと相互交換も可能になる。

 

提携先は拡大を続けカード機能も進化

全国49万店以上で利用でき、最も現金に近い共通ポイントである「Tポイント」。
最近では、吉野家東武ストアエディオンなどでサービスがスタートし、
三越伊勢丹グループの百貨店も加わった。
また、電力自由化にともない、東京電力ENEOSでんきなど、多くの電気事業者でも導入が決定。
全国チェーンではない街中の店舗や、ハワイ34店をはじめとする海外にも提携先は拡大している。
カード自体の機能も進化しており、
コンサートやイベントのチケットとして使える「Tチケット」、
現金をチャージして電子マネーとして使える「Tマネー」
のサービスも行われている。
人気アニメやアーティストとコラボしたカードも続々と発行され、
AKB48グループとコラボした「Tカードプラス」(2016年3月末日までの期間限定受付)では、
券面に好きなメンバーを載せられるカスタマイズ機能が話題となった。
提携店を利用する際は、100円または200円につき1P付与となる場合が多いが、
店によってはボーナスポイントがもらえる制度がある。
特にソフトバンクの携帯電話ユーザーは、Tカード番号を連携させることで、
ファミリーマート、ガスト、TSUTAYAでポイントが3倍。
ソフトバンクカード」を利用すれば最大10倍となる。
また、ファミリーマートTSUTAYAには、毎月の利用金額によって付与率がアップするランク制度もある。
ひとつ注意なのは、「期間固定ポイント」が存在すること。
通常のTポイントとは異なり、有効期限と利用先が限定されたTポイントのことで、
主にヤフー関連サービスを利用した際のキャンペーンで貯まる。
短いものは2週間程度で期限を迎えるので、失効には気をつけるべき。
Tポイントが貯まるクレジットカードを持つなら、常時1%還元の「Yahoo! JAPANカード」が筆頭候補。
他にも、特定の提携先で特典を受けられるカードがあるので、よく利用する提携店があるなら検討するのが良い。

 

「Tポイントが貯まる」クレジットカード

○Tポイント還元率No.1「Yahoo! JAPANカード」
  クレジット利用でTポイントが貯まるカードのなかでは最高の1%還元。
  Yahoo!ショッピングおよびLOHACO利用時はポイントが2倍となる。
  年間100万円まで補償の買物保険を付帯し、
さらに月額490円+税(初回申込みは初月無料)の「プラチナ補償」に加入すると、
本カードで購入した様々な商品に対し、18種類の補償を受けられるようになる。
■基本情報

発行元 ワイジェイカード

国際ブランド VISA/MasterCard/JCB
年会費 無料
基本ポイント Tポイント 1決済100円=1P(1円相当)
ポイント有効期限 最終利用日から1年
 ○ケータイと連携で高還元「ソフトバンクカード」
  ソフトバンクの携帯電話ユーザーのみが持てるプリペイドカードで、
  「おまかせチャージ」に契約するとクレジットカード同様に利用できる。
  ソフトバンク携帯電話にTカード番号を連携させると、
ファミリーマート、ガスト、TSUTAYAでは200円(税込と税抜の場合あり)につき5P、
おまかせチャージ契約者なら10Pが貯まる(Tカード提示で貯まる3P)。
■基本情報
発行元 ソフトバンク・ペイメント・サービス
国際ブランド VISA
年会費 無料
基本ポイント Tポイント 1決済100円~200円*=1P(1円相当)
ポイント有効期限 最終利用日から1年
*「おまかせチャージ」契約時は100円=1P、未契約時は200円=1P
 ○ファミマTカード(クレジットカード)
  毎週火・土曜の「カードの日」にファミリーマートで買物をすると、
ショッピングポイントが3倍(ブロンズランクの場合)、クレジットポイントが2倍。
  25歳以下のクレジット会員は、ファミリーマートでの公共料金(一部除く)の支払いやプリペイドカードの購入も
クレジットカード払いが可能で、ポイントも貯まる。
■基本情報
発行元 ポケットカード
国際ブランド JCB
年会費 無料
基本ポイント Tポイント 月合計200円=1P(1円相当)
ポイント有効期限 最終利用日から1年

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楽天スーパーポイント

加盟店以外でポイントを使う裏技もあり

楽天スーパーポイントは、2014年10月より実店舗でのポイントサービスを開始。
楽天ポイントカード」を持つことで、街中の加盟店でもポイントを貯められ、
楽天IDと紐付ければネットで貯めたポイントと共通化できる。
とにかくキャンペーンが多く、最新情報をチェックするかしないかで、貯まるポイントは大違い。
エントリーが必要になる場合も多いので、忘れずに済ませておくことが肝心。
なお、キャンペーンで貯まるポイントは「期間限定ポイント」の場合があり、短いものは有効期限が2週間ほど。
たいていは毎月15日と末日に期限を迎えるので、半月ごとにポイントの使い道を考えておくと良い。
条件を満たしたユーザーは、ポイントをEdyに交換する事も出来る。
(期間限定ポイントや提携先からの交換ポイントは不可)
期間限定ポイントでも、楽天ID決済を通せば、楽天ポイントカード加盟店以外でも利用可能。

 

 

「dポイント」

ローソン、マクドナルド 携帯代にも使える
2015年12月にスタートしたNTTドコモの「dポイント」。
ドコモユーザーでなくても利用することができ、
「dポイントカード」は全国のドコモショップ、ローソン、都内約100店のマクドナルドで配布されている。
ポイントはローソン、マクドナルド(一部)での支払いに使えるほか、Pontaポイントとの相互交換も可能。
ローソンではPonta同様に「お試し引換券」にも交換できる。

ドコモの回線契約者なら、ポイントを携帯電話利用料に充当できたり、JALのマイルに交換できたり、更に利用範囲が広がる。
dポイントの有効期限は獲得から4年。
キャンペーンなどでは、利用期間や利用先が限定された「dポイント(期間・用途限定)」が貯まる場合もある。
例えば、下で紹介したiD利用でもらえるステージ特典のポイントは、7月に配布予定で9月末が有効期限。
早めに傾向を掴んで、使い道を考えるのが良い。
2 「dポイントが貯まる」クレジットカード
○ドコモユーザー以外も利用可能に 「dカード」
dポイント誕生にともない「DCMX」からリニューアル。
ローソンではクレジット払いでも、iD払いでも、請求時に3%オフ(一部対象外あり)。
さらに割引後の金額に対して1%のポイントが貯まり、カード提示による1%のポイントと合計すると約5%お得。
ENEOSJALJTB、タカシマヤなどの「dカード特約店」ではポイントが2~4倍。
■基本情報
発行元 NTTドコモ
国際ブランド VISA/MasterCard
年会費 1,250円+税(初年度無料/年1回利用で次年度無料)
基本ポイント dポイント 月合計100円=1P(1円相当)
ポイント有効期限 4年
3 「dポイントクラブ」のステージ制度
dポイントを利用するには「dポイントクラブ」への入会が必要で、
会員ステージが上がるほど受けられる特典が豪華になる。
ステージは対象期間の獲得ポイント数に応じて決まるが、
「dカード」会員やドコモ継続利用期間が長いユーザーは、獲得ポイント数に関係なく判定期間が優遇される。
色々なキャンペーンも随時開催。
■dポイントクラブのステージ判定条件
ステージ 判定条件
ゴールド 半年間に1万P以上獲得/dカードGOLD会員のいずれか
シルバー 半年間に3000P以上獲得/ドコモ利用継続15年以上のいずれか
ブロンズ 半年間に600P以上獲得/ドコモ利用継続10年以上/dカード会員のいずれか
レギュラー 半年間に600P未満の獲得
*「dポイント(期間・用途限定)」や提携先からの移行で貯めたdポイントなどはステージ判定の対象外となる場合あり

4 「dケータイ払い+」でdポイントが貯まる
ネットショッピングでドコモの携帯電話料金と合算支払いする「dケータイ払い+」を利用すると、
購入額の1%のdポイントが貯まる。
・ポイント○倍のキャンペーン実施時あり。
・対象サイト2つ利用で10倍
・対象サイト3つ以上利用で15倍になるキャンペーンを実施中(要エントリー)。
○主なdケータイ払い+対応サイト
ソニーストア
DHCオンラインショップ
松竹マルチプレックスシアターズ
タワーレコードオンライン
mu-moショップ         …ほか
5 会員ステージに応じて多彩なクーポンを配布
dポイントクラブに入会すると、会員ステージに応じて様々なクーポンが利用できるようになる。
例えば、イオンシネマの映画観賞料金は、
レギュラー会員は300円引きだが、
ブロンズ以上の会員は700円引き。
シルバー以上の会員は、豪華賞品が当たる抽選も開催。
■レギュラー会員のクーポン例(いずれも期限あり)
対象店 クーポン内容
ローソン ウチカフェスイーツ各種30円引き

バーガーキング ワッパー・ポテトMセット50円引き、コーヒーSサイズ90円引き
洋服の青山 メンズスーツ半額、レディーススーツ20%オフ
オリックスレンタカー 基本料金15%オフ(一部クラス除く)

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使いやすい優良ポイント

還元率と使いやすさを両立させる動きが加速
一般的にポイントは自社サービスを利用してもらうために設定されているため、還元率の高いポイント制度ほど、使い道は絞られる。
百貨店や家電量販店では、ときにポイント還元率が10%に達することも少なくないが、自社以外では利用できないことがほとんどで、
他社で使える場合でもポイントの価値が大きく下がることが当たり前だった。

2016年4月にリニューアルされた「エムアイポイント」は、
三越伊勢丹グループ百貨店で「三越M CARD」「伊勢丹アイカード」などを使って支払うと貯まるポイントで、
3,000円(税抜)以上の商品購入時は5%のポイントが貯まる(一部対象外商品あり)。
前年に同百貨店で30万円以上利用していた場合は8%、
100万円以上利用していた場合は10%。
リニューアル前はポイントをグループ内でしか利用できなかったが、
JALANAのマイルにも交換可能になり、特にJALに対する高い交換率は注目だ。「JALカード」で特約店を利用してもマイル還元率は2%だが、
三越伊勢丹グループ百貨店でエムアイポイント対象カードで支払った場合は最低2.5%になる。
前年に100万円以上利用していたならマイル還元率は5%。
当年度も100万円利用すれば、年間で5万マイルも貯まることになる
もう一つ最近の大きな動きは、国際ブランド付きのプリペイドカードにポイントをチャージできるルートが増えていること。
国際ブランド付きのプリペイドカードは、月々の支払やガソリンスタンドなどでは利用できない場合があるものの、
ほぼクレジットカードと同様に利用でき、使い勝手は良い。
JR東日本の駅ビルで貯まるポイントが共通化した「JREポイント」も、
将来的にはSuicaポイントも統合する方向で動いているため、これが実現すればSuicaにチャージできることになる。
各社ポイントの利便性を高める動きは加速傾向。
最新情報を逃さないようにするのが良い。
2 優良ポイントの条件とは?
使い道に選択肢が多く、小さい単位で利用でき、有効期限が長いもの。
ひと言でまとめるなら、出来るだけ現金に近いものということになる。
ただし、使う人によって優良の定義は異なり、特定の店でしか使えないポイントでも、利用機会が多いなら困る事はない。
自分のライフスタイルに合せて、最適なポイントを利用するのが良い。
3 三越伊勢丹のポイントはマイルにも交換可能に
三越M CARD」「伊勢丹アイカード」などの優待制度は、2016年4月6日より「エムアイポイント」にリニューアル。
ポイントは同百貨店で1P=1円から使えるほか、
JALANAのマイルにも相互交換できるようになった(JALANAのマイルを行き来させることは不可)。
また、夏にはJTBトラベルポイントとの相互交換も始まる予定となっている。


JALマイル】
・エムアイポイント 3,000P → 1,500マイル
・エムアイポイント10,000P ← 10,000マイル

(1,000Pを1口として、3口以上1口単位)
(1万マイル単位)
※1万マイル未満の場合は 1000マイル → 500P(3000マイルから交換可)

 

ANAマイル】
・エムアイポイント 2,000P → 500マイル
・エムアイポイント10,000P → 10,000マイル

(2,000Pを1口として、1口単位)
※年度内に22,000P以上交換の場合は2,000P → 250マイル
(1万マイル単位)
※年度内に30,000マイル以上交換の場合は10,000マイル → 5,000P

 

JTBトラベルポイント】 ※2016年度夏に相互交換開始予定
4 JR東日本のポイントは統合を視野に貯める
JR東日本グループでは、新たなポイント制度「JREポイント」が2016年スタート。

まずは駅ビルから共通化が始まり、将来的にはSuicaビューカードのポイントも統合予定。
これまで駅ビルではポイントを貯めていなかった人も、今のうちからコツコツ貯めておくのが良い。
              

「アトレビューSuicaカード」は、現在唯一のJREポイン機能付きクレジットカード。
クレジット利用時はビューサンクスポイントも貯まる。

 

JREポイントが利用できる駅ビル】
・アトレ
・アトレヴ
・ボックスヒル
・グランデュオ(2016年3月から)
・テルミナ
・シャポー(船橋・市川)
5 ネットでも使いやすい家電系ポイント
ヨドバシカメラのゴールドポイント、ビックカメラのビックポイントは、
どちらも自社サービス内でしか利用できないが、ネットショップ(ポイント共通化が必要)は全品送料無料で貯めておいても困らない。
有効期限も最終利用日から2年で失効の心配も少ない。
○「ヨドバシ.com」
家電品だけでなく、食品、衣料品、書籍なども販売。
安いだけでなく配達も早い。
○三井住友VISAカード
 カード利用で貯まったポイントをゴールドポイントとビックポイントのどちらにも交換できる。
6 クレジットで貯めたポイントをプリペイドにチャージ
国際ブランド付きのプリペイドカードにポイントをチャージすれば、クレジットカードとほぼ同様に使う事ができる。
なお、「au WALLET」はauユーザーのみが利用可能。
Vプリカ」はネット決済専用で、カードの発行はなし。3ヶ月未利用の場合は月125円が減算される。
利用を検討する際は、クレジット/プリペイド、両方の使いやすさ、ポイントの貯めやすさを踏まえて選択するのが良い。
7 セブン-イレブンがあれば使い道に困らない
電子マネーnanacoはセブン&アイグループの店を中心に様々な場所で利用できるが、
その中でもセブン-イレブンでは、公共料金の支払いや金券類の購入にも使う事ができ、非常に使い勝手が良い。
このnanacoに1P=1円としてチャージできるのが「nanacoポイント」。
カード会社のポイントでも、nanacoポイントに移行できるものは多数あるので、カード選びの参考にすると良い。

セブンイレブンには、nanaco払いをするとボーナスポイントがもらえる商品もある。
■「セブンカード・プラス」はクレジット利用で直接nanacoポイントが貯まる唯一のカード。
nanaco利用時は100円につきnanacoポイント1Pが貯まる(金券類などの購入はポイント付与対象外)。
8 ちょコムポイントをMasterCardに
「ちょコムポイント」は、1P=1円相当で「ちょコムeマネー」に交換でき、約3,000店のネットショップで利用できる。
また、「MasterCardねっと」を利用すると、ネット決済専用のMasterCardクレジットカード番号が発行でき、
そのカードを使ってネットショップで買物ができる。
「MasterCardねっと」は発行手数料95円だが、ちょコムポイント95Pがもらえて実質無料になるキャンペーンを頻繁に実施。
ジェーシービーのOkiDokiポイント対象カード、「NTTグループカード(ポイント・プレゼントコース)」で貯めたポイントは、
「ちょコムポイント」に交換できる。
■ちょコムeマネーはVisa、MasterCard、JCBのクレジットカードや、一部の銀行、コンビニからもチャージ可能。

 

これからのポイントの貯め方

 今や生活のありとあらゆるシーンでポイントを貯める事ができる時代。
今後はポイントをどのように貯めていくべきか。
1 通信・電力・銀行の見直しで、ポイントが自動的に貯まる仕組みを作る

上手く得するは“ポイントを貯める”のではなく“ポイントが自動的に貯まる”仕組みを作る。
自動的にポイントを貯めるには、公共料金などの固定費をすべてクレジットカード払いにする方法がある。
更にポイントを増やすには、通信・電力・銀行の見直しも検討すると良い。
大手ケータイキャリアは自動的にポイントが貯まるが、ポイントが貯まる格安スマホも存在する。
トーンモバイルはTポイント、
楽天モバイル楽天スーパーポイントが自動的に貯まり、通信料金は大手キャリアの1/3程度。
ポイントも貯まり、月々の料金も下げられる格安スマホへの切り替えはおすすめ。
また、4月からの電力自由化にともない、電力会社によっては電気料金に応じてポイントが貯まるサービスも開始される。
直接共通ポイントが貯まるのは、
東京電力のTポイントかPointポイント
ENEOSでんきのTポイント
・まちエネのPonta
があるが、多くの電力会社は貯まったポイントを共通ポイントか電子マネーのポイントに交換できる特典を用意している。
最後に、銀行はネット銀行を活用するのが良い。
新生銀行スルガ銀行Tポイント支店は、給与振込口座に指定するなどでTポイントを獲得可能。
じぶん銀行au利用者向けの「プレミアムバンクfor au」でWALLETポイントが貯まるサービスを開始している。
その他、
スルガ銀行Dバンク支店dポイントクラブ応援バンク
セブン銀行
イオン銀行
楽天銀行
などでも銀行取引でポイントを貯められるため、給与振込口座・クレジットカードの引落口座の変更も検討。
一度、ポイントが自動的に貯まる仕組みを作れば、あとは何もしなくてもポイントが勝手に貯まっていき、
毎月1回昼食代を無料にすることも出来る。
楽天モバイルで2,000円、東京電力で10,000円を「リクルートカードプラス」で支払い、
 給与振込口座・カード利用代金引落口座にスルガ銀行Dバンク支店dポイントクラブ応援バンクを指定した場合に
 1か月で貯まるポイント
  サービス利用に対するポイント クレジット利用に対するポイント 計
楽天モバイル:毎月2,000円 20P/楽天スーパーポイント 40P/リクルートポイント 60P
東京電力:毎月10,000円 50P/TポイントまたはPontaポイント 200P/リクルートポイント 250P
スルガ銀行Dバンク支店dポイントクラブ応援バンク
(給与振込口座・カード引落口座に指定) 55P/dポイント ‐ 55P
  合計 365P